こんにちは、ユニークグッドカンパニーです。
今日は、SKブロードバンドの役員・チームリーダーの皆さまとご一緒した全速力AX特別講義の現場についてお話しします。
まず一つ質問させてください。
AIツールを導入して研修もしたのに、なぜ私たちの会社の生産性と売上は変わらないのでしょうか?
この日の講演は、まさにこの問いへの挑戦とインサイトについてのお話でした。
個人のAXと組織のAXは異なり、
組織AXはリーダーが直接見届けなければなりません。
今回の特別講義は、SK SUPEX社長団の講演に参加していた
SKブロードバンドの キム・ソンス社長が、研修が終わるとすぐに直接指示して実現したものです。
依頼されたテーマは「AXによる実際の変化事例」でした。
10月14日午後2時、南山ソウォルタワー本社。
オフライン50名余り、オンライン200名余りを見込んでいましたが、講演会場は空席なく埋まりました。
組織AXは、もはや恐れの対象ではありませんでした。
この場に集まったリーダーたちは、実際に成果を出す方法を探していたのです。
個人のAXは、組織の生産性とは何の関係もない。
ユニークグッドカンパニーのソン・インヒョク代表の最初の問いかけはこうでした。
個人の生産性が上がるほど、組織のボトルネックはむしろ大きくなる。
メンバーそれぞれがAIと交わした会話や実行は、組織からは見えません。
成果物だけが一度にあふれ出し、
その結果物は既存のプロセスに積み重なり、ボトルネックを大きくします。
個人は以前より忙しくなったのに、会社の数字が動かない理由はここにあります。
問題はもう一つあります。
個人のAIはブラックボックスです。
そのメンバーが会社を去れば、
それまで蓄積されたコンテキストもともに消えてしまいます。
引き継ぎの空白でプロジェクトが止まった経験のあるリーダーなら、このスライドの前でうなずかれたことでしょう。
会社は大きくなったのに、仕事はむしろ遅くなった
ソン代表は、ユニークグッドカンパニーの経験も隠しませんでした。
会社は60名規模に成長しましたが、仕事はむしろ遅くなりました。
メンバーの熱意も、仕事の水準も、ともに下がりました。
その過程での痛ましい場面を、一つずつ紹介しました。
ソン代表はこの現象をブルックスの法則で説明しました。
人が増えると、調整すべき関係が増え、スピードはそれほど速くならないのです。
「世界で最も起こしにくい人は、寝たふりをしている人である。」
AIへの変革を叫んでも、人を変えることが最も難しいという吐露でした。
しかしソン代表は、その責任をメンバーに押し付けませんでした。
仕事の一部を担う人に組織全体を変えるよう任せる構造は、そもそも成り立ちません。メンバーは全体を見渡せないため、任せてしまえば失敗します。
ソン代表は、開発チームに指示だけを出して任せきりにしていた自分を振り返り、反省しました。
リーダーたちが警戒を解き、自分の組織を思い浮かべ始めた瞬間でした。
AO(Agentic Organization)
それぞれのAIから、共同体のAIへ
解決策はAO(Agentic Organization)です。人を変えようと努めるのではなく、AIが人を学ぶように組織を設計します。
それぞれが使っていたAIを、全員のコミュニケーションと実行が通過する関門に置きます。
AIはメンバー全体の会話を読み取り、フィードバックを反映しながら成長し続けます。
誰かが退職しても、それまでのコンテキストはAIに残ります。
ブラックボックスがなくなり、生産性は落ちません。
そして時間が経つほど、AIは私たちの文脈をよく理解し、
より賢く、より優れた形で仕事を処理するようになります。
サービスを作るのではなく、エンジンを搭載せよ
AIでサービスをもう一つ作ると、モデルが変わるたびに古いシステムになってしまいます。
ユニークグッドカンパニーは、Claude、ChatGPT、GLMなど複数のAIエンジンをオーケストレーションする方式で、AIをAOの心臓に据えました。モデルが進化すれば、組織のAIも一緒に進化します。
お願いだから、そのダッシュボードは作らないでください
ソン代表はリーダーたちに、冗談めいた問いかけを投げかけました。
「私たちもAXをやろう!」と言って導き出した成果物が、ほとんどの場合「ダッシュボード」だという話でした。
この場面では会場が爆笑に包まれたと言えるほど、大きな反応がありました。
ダッシュボードは、代表やリーダーが事業の現状と流れを一目で把握できるものを求めるうちに生まれる成果物です。しかし、メンバーが毎日使うツールではなく、代表がたまに確認する程度にとどまりがちで、結局は代表すら見ないサービスとして残ってしまいます。
ダッシュボードは、AIで作った成果物の一つにすぎません。
核心は、組織に植え付けたAOエンジンでなければなりません。
毎日ともに使う環境は、リーダーがAからZまで見届けるべきものです!
この構造で作られたシステムがAXITです。
AXITで進行中の空間開発事業のケースを実際のデモで見せると、客席から感嘆の声が上がりました。
AOがスライドの中の概念ではなく、今まさに事業現場で動いているシステムであることを、リーダーたちが自分の目で確かめた場面でした。
企画者もデザイナーも、ナノベンチャーの代表になる
AOは仕事を分ける単位も変えます。
企画、デザイン、マーケティングに分けていた仕事を、プロジェクトと事業単位にまとめ、チャネルとセッションで区分します。
メンバーは職務名ではなく、事業のリーダー、すなわち ナノベンチャーの代表 として働きます。
一人が事業全体を率い、AIはその傍らで数百人規模の部隊になってくれます。
こうすれば、AXは人を減らすための手段としてではなく、
一人ひとりが成長する素晴らしいストーリーになるのです。
大企業の全速力AX、通り過ぎる波ではない
大企業は人員が多く、セキュリティの問題があり、プロセスが複雑なのでAXが難しいと言われます。
しかしソン代表は、反対の視点を示しました。
今や大企業も全速力AXへと転換すべき時期に入っており、
これは通り過ぎる波ではないのだと。
アナログからデジタルへ移行する際、流れを逃した企業は崩れ去り、
乗った企業は飛躍しました。
だからこそ今は、AOへの転換をするかどうかが、その基準になるのです。
講演は、組織全体が全速力AXへ転換しようという呼びかけで締めくくられました。
理屈を並べるだけの講演ではありませんでした。
60名規模の組織を率いたリーダーの失敗談、
そして実際に動いているAXITのデモがありました。
参加者が最後まで席を立たず、没頭していた理由です。
「大企業はAXが難しい」という言葉への答えは、この日の現場が示してくれました。
AIを配るだけで終わりたくないなら、
組織全体のスピードを変えたいなら、
ソン・インヒョク代表にお会いください。
一人が事業全体を率い、AIがその傍らで部隊となる組織。
この日の講演会場で見せた場面は、『ナノベンチャー』により深く描かれています。
ユニークグッドカンパニーが、皆さまの組織の全速力AXをともにつくります。
リーダーシップ特別講義、AO設計、AXIT導入まで、お気軽にお問い合わせください。
講演で得た現場の経験をもとに、ユニークグッドカンパニーの企業研修、
そして ナノベンチャー を通じて、1人が1万人のAI組織員を指揮する時代を先取りして設計し、準備してください。
#全速力AX #組織AX #AgenticOrganization #AO #AXIT #ナノベンチャー #リーダーシップ特別講義 #SKブロードバンド #ユニークグッドカンパニー