MICE展示場がテーマパークに?ロンドンの新しいイマーシブエンターテインメントハブ、Immerse LDNの登場
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MICE展示場がテーマパークに?ロンドンの新しいイマーシブエンターテインメントハブ、Immerse LDNの登場

2024-11-08리얼월드
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こんにちは。プレイアブルコンテンツプラットフォームRealworldです。これまで何度もご紹介してきましたように、イマーシブジャンルはグローバルエンターテインメントのトレンドとなりました。空間いっぱいに作品が展開されるイマーシブ展示はもちろん、客席と舞台の境界が消えたイマーシブシアター、様々な空間を移動しながら食事をするイマーシブダイニングに至るまで、イマーシブの領域は徐々に広がっています。

イマーシブコンテンツは多様に現れているにも関わらず、コンテンツの背景となる空間については相対的に関心が少なかったのが事実です。ところが、イマーシブ体験のための専用空間がイギリスのロンドンに現れたといいます。それも名前からしてイマーシブなイマーシブエンターテインメントハブ、Immerse LDNについて見ていきましょう。

展示場がイマーシブテーマパークに変身
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Immerse LDNは、イギリス・ロンドンのロイヤルドックス(Royal Docks)に位置するイギリス最大のイマーシブエンターテインメント地区(UK's largest immersive entertainment district)です。2024年8月にオープンしたこちらは、展示コンベンションセンターを運営するExCeL Londonが新たに設けた空間で、16万平方フィート(約15,000平方メートル、約4,500坪)の面積を誇ります。

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ExCeL LondonはMICE(Meetings, Incentives Travel, Conventions, Exhibitions/Eventsの略)産業のためのコンベンションセンターです。従来もコミックコンのような大型展示を誘致していた展示場は、なぜイマーシブコンテンツの専用空間に変身したのでしょうか。ExCeL Londonのイマーシブエンターテインメントディレクターであるダミアン・ノーマン(Damian Norman)は、アトラクション産業ニュースサイトblooloopとのインタビューで、イマーシブ展示の成功により展示場がそれ以上の場所になり得ることを理解したと答えました。

2022年、ExCeL Londonで開催されたジュラシックパーク・イマーシブ展示は約31万5千枚のチケットを販売し、137日間運営されてExCeL Londonのイベント中最長寿展示として記録されました。また、2023年に開催されたディズニー100周年記念展示は60万枚以上のチケットを販売し興行に成功しました。このような成功により、顧客の没入環境とストーリーテリングの重要性を理解することができ、これがImmerse LDNの基盤を築くのに役立ったといいます。

多様なIPとオリジナルコンテンツで差別化
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Immerse LDNは、テレビ、映画、音楽、アート、ゲームなど様々な分野のIPと独自のオリジナルコンテンツを披露し、世界最高水準のイマーシブ体験を提供する予定です。オープンと共に有名シットコム「フレンズ」とレーシング大会「フォーミュラ1」のイマーシブ展示が開催されていますが、イマーシブ専用空間らしく他の展示とは差別化を図っています。

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放送30周年を迎えたシットコム「フレンズ」(The FRIENDS™ Experience)展示の場合、シットコムに登場した様々な小道具とセットはもちろん、ロンドンで撮影されたエピソードも忠実に再現したといいます。特に、観覧客が参加できるセット数が追加され、以前の展示より規模が40%拡張されました。

フォーミュラ1(The Formula 1® Exhibition)展示は、映画制作者とキュレーターとの協力により6つの空間を構成しましたが、ロンドン展示も歴代フォーミュラ1展示の中で最大規模で制作されたといいます。グローバルモータースポーツの歴史と希少な車両および小道具などを見ることができ、シミュレーターを通じて直接トラック上を駆け抜けるような体験を提供します。このフォーミュラ1展示は継続する人気により展示期間を2か月延長したといいますが、このようにイマーシブ体験を求める需要は今後も増加し続けるのではないでしょうか。

2025年にはエルヴィス・プレスリーの生涯と音楽を照らすイマーシブ展示、ELVIS EVOLUTIONも開催されるといいますので、Immerse LDNはイマーシブエンターテインメントハブとしての地位を確実に固めることでしょう。

イマーシブ専用空間、韓国では可能だろうか?
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Immerse LDNは大規模投資の結果でした。ExCeL Londonはすでに年間400回の展示が開催され400万人が訪れる大型展示空間であり、需要は継続的に増加していたため拡張する必要がありました。Immerse LDNはExCeL Londonの母体企業であるADNECグループのロイヤルドックス地域再生のための3億ポンド(約5400億円)投資の一環として、今後25,000平方メートル(約7,600坪)を拡張するなどの長期的な計画が予定されています。

国内にもCOEX、KINTEX、BEXCOなど大型コンベンションセンターが存在します。国内でもイマーシブ展示が増えている分、これらの展示空間がImmerse LDNのようなイマーシブ専用空間として活用されればという期待もあります。2023年基準で稼働率がCOEX75%、BEXCO62%などと知られていますが、すでに適正稼働率を超えているため、追加投資がなければ現在のところ展示以外の空間を確保するのは困難に見えます。COEXの場合、2024年11月にCOEXマゴク-ル・ウェストを開館予定ですが、これも相対的に狭い面積のため展示以外の空間として活用するには容易ではないように見えます。

地域再生と共に次世代イマーシブエンターテインメントハブとして生まれ変わったImmerse LDNの事例が羨ましくもあります。イマーシブ産業がさらに成長するためには専用空間の確保も必要でしょうが、国内でも良い事例が現れることを希望します。<RealworldEXP.>は別の体験産業トレンドでお会いしましょう。ありがとうございました。