皆さんは庭園博覧会を思い浮かべるとき、どのような光景が目に浮かびますか?
美しい花々や庭園を見て、写真を一枚撮り、ゆっくりと散策して帰る姿。
確かに良い経験ですが、来場者が能動的に参加する理由が不足している点は常に残念でした。
特に家族連れの来場者の場合、子どもたちが庭園鑑賞だけではすぐに興味を失ってしまうのが現実であり、滞在時間が短くなると周辺の商業圏との連携効果も制限されます。
だとすれば、庭園博覧会という空間に「プレイする理由」を加えれば、どのようなことが起こるでしょうか?
この問いから生まれた答えが、まさに「ガーデンハンターズ(Garden Hunters)」です。
2026 ソウル国際庭園博覧会、宝探しで庭園を体験する
ガーデンハンターズは、2026年5月6日から10月27日まで、
180日間、ソウルの森一帯で運営されるGPSベースのスマート宝探しプログラムです。
ソウル国際庭園博覧会の公式プログラムとして、
参加者がソウルの森のあちこちに隠された「魔法の種」をスマートフォンで探し回りながら
庭園を自然に探索する仕組みです。
核心はこれです。
宝物が庭園のあちこちに隠されているため、宝物を見つけるには庭園を歩き回る必要があります。
見物に来た観覧客がミッションを遂行するプレイヤーに変わる瞬間、
庭園での滞在時間と没入度は完全に変わります。
見る観光からプレイする観光への転換が、庭園博覧会という大規模な空間で本格的に始まります。
[ガーデンハンターズ 詳細情報リンク]
https://2026-garden-hunters.realworld.to/
ハードウェアなしに、コンテンツのみで
ガーデンハンターズの最大の特徴は、現場に別途の機材を設置しない点です。
参加者が現場のQRコードをスキャンするとモバイルウェブに直接アクセスでき、
GPSベースの地図に従って宝のポイントを探索します。
各宝に到着すると、7種類のミニゲームやクイズ、AR撮影など様々なミッションが与えられ、
クリアすると宝物(魔法の種)を獲得します。
アプリのインストールも、キオスクも、造形物の設置も必要ありません。
この構造は、71万㎡に及ぶソウルの森全体をゲームマップにできた理由でもあります。
既存の空間と施設を変えることなく、空間全体がコンテンツの舞台となります。
アチーブメントシステムが作り出す完走のモチベーション
単に宝探しをするだけではありません。
集めた種子の数に応じて達成ランクが上がり、ランクごとに実物リワードがもらえる仕組みです。
種子を10個集めると「勇敢なガーデンハンター」、15個すべて見つけると「伝説のガーデンハンター」になれます。
この仕組みが重要な理由は、「最後までやり遂げる理由」を与えてくれるからです。
10個で止まらずに15個まで挑戦させ、
その過程で参加者はソウルの森全体を余すことなく探訪することになります。
IPコラボで拡張されるプレイアブルコンテンツ
注目すべき点は、「ガーデンハンターズ」がソウルの森だけで開催されるわけではないということです。
「PUBG聖水(PUBG Seongsu)」でも、同じプラットフォーム上で別途のクエストが同時に運営されます。
バトルグラウンドの世界観を取り入れた実績名「サバイバー」、「勝った!今夜の夕食はチキンだ!」を適用し、
同じ宝探し構造でありながらも、まったく異なる体験を提供します。
この事例が示すのは、場所 × IP × プレイアブルコンテンツの組み合わせが無限に拡張可能であるという点です。
ソウルの森では、ヘチというキャラクターと庭園という文脈が、
PUBG聖水では、バトルグラウンドIPと都市空間という文脈がそれぞれ結合されます。
プラットフォームは一つですが、空間とIPによってまったく異なるコンテンツが誕生します。
空間に「プレイする理由」を加えること、
今、どこでも可能です。
ガーデンハンターズのようなGPSベースのプレイアブルコンテンツは、空間がある場所ならどこにでも適用できます。
祭り・博覧会 — 観覧型イベントを参加型に転換し、滞在時間を最大化
観光地・自治体 — 地域の名所をつなぐコース型コンテンツで、流動人口の分散および商業圏の連携
企業・ブランド — IPと組み合わせたポップアップ体験、顧客データの収集
教育・文化施設 — 博物館・公園探訪をゲームに転換
江陵烏竹軒韓屋村で夜間コンテンツとして夜の風景を変えたように、
ティニピンIPでMZ世代の聖地巡礼体験を新たに作り出したように、
ガーデンハンターズは、180日間の庭園博覧会を「プレイする博覧会」に変える実験です。
そして、この実験はすでに始まっています。
空間は変えませんでしたが、空間の役割は完全に変わりました。
眺めるだけの庭から、遊ぶ庭へ。
皆様の空間でも、この変化を始めてみませんか?